
『ハイキュー!!』を見ていると出てくる「ブレイク」。サーブで得点することなのか、連続で点を取ることなのか。何となく分かっていても、サイドアウトと並ぶとややこしいですよね。
ブレイクは、自分たちがサーブを打ったラリーで得点することです。反対に、相手のサーブから始まったラリーで得点することをサイドアウトと呼びます。どちらも、入るのは1点です。
見るところは、そのラリーの最初にどちらがサーブを打ったか。途中で何度ボールが行き来しても、この区別は変わりません。
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ハイキューのブレイクとは?サイドアウトとの違い
ブレイクもサイドアウトも、特別な技の名前ではありません。得点したチームが、そのラリーでサーブを打つ側だったか、受ける側だったかを表す言葉です。
| 自分たちが得点したラリー | 呼び方 |
|---|---|
| 自分たちのサーブで始まった | ブレイク |
| 相手のサーブで始まった | サイドアウト |
たとえば烏野がサーブを打ち、そのあとに烏野が得点すればブレイク。相手校がサーブを打ち、それを受けた烏野が得点すればサイドアウトです。最後にスパイクを決めたのが誰かだけではなく、ラリーの始まりを見ます。
サイドアウトを取ると、得点に加えて次のサーブ権も手に入ります。ブレイクを取った場合は、サーブ権を保ったまま、もう一度自分たちからサーブを打ちます。
ブレイクで2点入る?連続得点の流れを図解
ブレイク1回で入るのは1点です。「サーブ権を取り返して、そのままブレイク」という流れなら、2回のラリーで合計2点を取ったことになります。
20対20で相手がサーブを打つ場面から、Aチームが3回続けて得点すると、こんな流れになります。

最初の1点はサイドアウト、続く2点がブレイクです。この例では「3連続得点」と「2回のブレイク」が同じ流れの中にあります。得点が続いた回数と、ブレイクの回数は同じとは限らないんですね。
セットの最初の1点でもブレイクになる?
自分たちのサーブでセットが始まり、その最初のラリーに勝った場合もブレイクです。0対0から1対0になった場面でも、サーブ側の得点ならブレイクと呼びます。
「連続得点したかどうか」で覚えるより、「サーブを打った側が得点した」と覚えておくと、この場面でも迷いません。
サービスエース以外でもブレイクになる
サーブが直接決まったサービスエースは、ブレイクの一つです。ただ、サーブで直接点を取る必要はありません。
- サーブで直接得点する。
- サーブのあと、相手のスパイクをブロックして得点する。
- 相手の攻撃を拾い、切り返しのスパイクで得点する。
- 自分たちのサーブで始まったラリーで、相手のスパイクがアウトになる。
どれも、サーブを打った側がそのラリーの得点を取ればブレイクです。長いラリーを拾い続けて最後に決めた1点も、最初のサーブが自分たちならブレイクになります。
逆に、自分たちが相手のサーブを受ける側なら、相手のサーブミスによる得点もサイドアウトです。きれいな攻撃が決まったかどうかではなく、サーブ権と得点の関係で分けます。
ブレイクのあとは同じ選手がサーブを打つ?
選手交代がなければ、ブレイクのあとは同じ選手が続けてサーブを打ちます。得点するたびに、サーバーを別の選手へ順番に交代するわけではありません。
サーブを受ける側が得点してサーブ権を取り返したときに、そのチームがローテーションを行います。ブレイクを重ねている間は、サーブ側のローテーションは進みません。
試合で同じ選手のサーブが何本も続いているのは、その間チームが得点し続けているからです。選手が回る順番や前衛・後衛については、ハイキューのローテーションの仕組みで詳しくまとめています。
なぜハイキューではブレイクが大事なのか
相手のサーブを受けて1点を取り返しても、次の自分たちのサーブで相手に取り返されると、得点を1点ずつ交換する流れになります。そこから抜けて、同じサーバーの間に得点を重ねるために狙うのがブレイクです。
山口のピンチサーブは、直接得点だけが狙いではない
山口忠はジャンプフローターサーブを武器に、ピンチサーバーとして出場する選手です。サーブの場面で投入されるので、サービスエースが決まるかどうかに目が向きますよね。
でも、サーブで相手のレシーブを乱せば、相手が使える攻撃を絞りやすくなります。そこでブロックに当てたり、守備で拾って攻撃につなげたりして得点できれば、それもブレイクです。
山口自身が直接点を取るだけでなく、サーブをきっかけにチームで1点を取る。そう考えると、サーブが返ってきたあとのブロックやレシーブも気になってきます。
サイドアウトが続くだけでは、なかなか差を詰められない
たとえばAチームが18対20で負けていて、相手サーブからAチームがサイドアウトを取れば19対20。次のAチームのサーブで相手がサイドアウトを取ると、19対21になります。
1点は取り返していますが、2点差は変わっていません。Aチームが19対20にしたあとの自分たちのサーブでも得点できれば、20対20に追い付きます。接戦でブレイクを取りたいのは、こうして点差を詰めたり、相手を引き離したりできるからです。
ブレイク率とサイドアウト率は何を表す?
ブレイク率は、自分たちのサーブから始まったラリーのうち、何割を得点にできたかを表します。サイドアウト率は、相手のサーブから始まったラリーのうち、何割を得点にできたかです。
- 自分たちのサーブから10回ラリーが始まり、4回得点したなら、ブレイク率は40%。
- 相手のサーブから10回ラリーが始まり、7回得点したなら、サイドアウト率は70%。
数字を比べるときは、どちらのサーブから始まったラリーを数えているかを見ます。この2つは分母が違うので、1チームのブレイク率とサイドアウト率を足して100%になるとは限りません。
まとめ:ラリーの最初のサーブを見ると分かりやすい
自分たちのサーブで始まったラリーを得点にすればブレイク、相手のサーブから得点すればサイドアウト。どちらも1点で、ブレイクを取ると、交代がなければ同じ選手のサーブが続きます。
次に『ハイキュー!!』の試合を見るときは、サーブを打ったチームと、最後に得点したチームを追ってみてください。サーブが直接決まらなくても、ブロックや切り返しで取った1点がブレイクだと分かるようになります。