
Steamでゲームをダウンロードしていると、「あと何分で遊べるんだろう」と気になりますよね。まずはSteamのダウンロード画面に表示される残り時間を確認してください。ただし、その数字も確定した終了時刻ではなく、途中で変わる推定値です。
残り容量と通信速度を使えば自分でも計算できますが、分かるのは「今の速度が続いた場合、データを受け取るのに何分ほどかかるか」だけ。ゲームを遊べるまでの正確な時間は計算できません。
Steamの残り時間表示を先に確認する
ダウンロード画面は、Steamクライアント下部の「ダウンロード」、または上部の「表示」→「ダウンロード」から開けます。対象ゲームに残り時間が表示されていれば、まずはそれを目安にしましょう。
Steamは、残り時間をダウンロードとインストール・更新を合わせた進み具合から推定しています。最初のうちは通信やディスクの速さを十分に判断できず、表示が大きく変わる場合があります。表示されたGBなどの通信量と、進行率の%も同じ意味ではありません。進行率の%は、通信とインストール・更新全体の進み具合です。
手計算で出せるのは通信部分の目安だけ
残りの通信量(GB)× 1,000 ÷ 現在の通信速度(MB/s)= 通信にかかる秒数の目安です。ここでは1GB=1,000MBとして計算します。速度が今のまま続くと仮定した計算で、インストール作業の時間は含みません。
- 対象ゲームで、ダウンロード済みの通信量と、ダウンロードする通信量の合計を確認する。
- 合計からダウンロード済みの分を引き、残りの通信量を出す。ディスク上の容量や進行率の%は使わない。
- 表示されている通信速度を確認し、残りの通信量をその速度で割る。
計算例:残り20GB・速度25MB/sの場合
たとえば、ダウンロードするデータが全部で60GBあり、40GBまで受け取っている場合、残りは20GBです。通信速度が25MB/sで変わらなければ、「20GB × 1,000 ÷ 25MB/s = 800秒」。通信が終わるまで約13分が目安になります。
| 残りの通信量 | 通信速度 | 通信だけの目安 |
|---|---|---|
| 20GB | 10MB/s | 約33分 |
| 20GB | 25MB/s | 約13分 |
| 20GB | 50MB/s | 約7分 |
表は、同じ速度が続いた場合の理論上の計算例です。速度が上下する場合は、瞬間的に出た最高速度ではなく、少し見ていて普段よく出ている速度を使ってください。それでも実際の完了時刻を保証する数字にはなりません。
数字を入れて調べたい場合は、キニサーチのファイル転送時間計算ツールも使えます。「ファイル容量」に残りの通信量、「転送速度」にSteamで見た通信速度を入れ、速度の単位も表示に合わせてください。ツールが示すのも通信部分の計算値で、Steamのインストール・更新全体の残り時間ではありません。
MbpsとMB/sを取り違えない
回線契約や速度テストで見る「Mbps」と、Steamで見ることの多い「MB/s」は別の単位です。8Mbps=1MB/sなので、100Mbpsを100MB/sとして計算すると、時間の見積もりが大きくずれます。
たとえば200Mbpsは、単位を換算すると25MB/sです。ただし、200Mbpsの回線契約ならSteamでも常に25MB/s出る、ということではありません。通信時間を見積もるなら、契約上の速度より、ダウンロード中に実際に表示されている速度を使いましょう。単位が分からない場合はMbps・MB/s変換ツールでも確認できます。
通信が終わっても、すぐ遊べるとは限らない
上の計算で出せるのは、データを受け取る時間の目安だけです。Steamでは、受け取ったデータを展開したり、既存のゲームファイルへ更新内容を反映したりする作業が続く場合があります。特にアップデートでは、通信量が小さくてもディスク側の処理に時間がかかることがあります。
Steamのダウンロード画面で通信速度が0になっても、ディスク使用量や全体の進行状況が動いているなら、直ちに止まったと決めつけなくて大丈夫です。ゲームを起動できるかどうかは、個別の通信量ではなく、Steamが示すダウンロード・更新全体の完了を確認してください。
Steamは、進行状況にダウンロードだけでなくディスクへの処理も含めるよう、ダウンロード画面を変更しています。ゲームデータは配信時に圧縮され、PC側で展開されるため、通信量とディスク上の容量が同じとは限りません。
表示や計算より時間がかかるときの確認順
Steamの残り時間が延びたり、通信だけなら約13分の計算でも30分以上かかったりすることがあります。まずは「通信が遅いのか」「ディスク処理に時間がかかっているのか」を分けて見てください。
| 見えている状態 | まず確認すること |
|---|---|
| 通信速度が低い | 一時的な変動か、ダウンロード速度の制限が有効になっていないか |
| 通信速度は0、ディスクは動いている | 全体の進行状況が変わっているか。まずは処理の完了を待つ |
| 通信もディスクも動かない | 一時停止中、順番待ち、更新スケジュール待ちになっていないか |
速度の制限は「Steam」→「設定」→「ダウンロード」で確認できます。通信が遅い場合は、Steamが案内しているダウンロード地域の確認も候補です。ただし、数秒だけ速度が0になるたびに設定を変える必要はありません。少し時間を置き、同じ状態が続くかを見てから判断しましょう。
よくある疑問
「ピーク」の速度で計算してもいい?
おすすめしません。ピークは一時的に出た速さなので、それがずっと続く前提にすると、実際より短い時間が出やすくなります。現在の速度をしばらく見て、普段出ている値を使ってください。
ダウンロードが終わったのに、なぜインストールが続く?
データをすべて受け取っても、ゲームデータの展開やディスクへの反映が残っている場合があります。Steamが表示する全体の進行率とディスク使用量を確認しましょう。長時間まったく動きがない場合は、通信以外の問題も考えられます。
残り時間は正確に分かる?
正確には分かりません。Steamの残り時間も推定値で、通信やディスクの速さによって変わります。自分で計算できるのは、速度が一定だと仮定した通信部分の目安です。まずはSteamの表示を見て、手計算は補助として使ってください。
まとめ
遊べるまでの正確な残り時間を、自分で計算することはできません。まずはSteamが表示する残り時間を目安にしてください。残りの通信量が20GB・速度が25MB/sなら、通信部分だけは理論上約13分ですが、インストール・更新の作業時間は別です。
残り時間が急に延びても、通信速度やディスク使用量が動いているなら、作業が続いている可能性があります。表示が確定時刻ではないことを押さえたうえで、進み具合を見てみましょう。