ハイキューのポジション(役割)をバレー未経験者向けにわかりやすく解説

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ハイキューのポジション(役割)をバレー未経験者向けに解説

ハイキュー!!を見ていると「MB」「リベロ」「セッター」「オポジット」など、バレーボールの専門用語がバンバン飛んでくる。

バレー経験者なら当たり前の言葉なんだろうけど、未経験の自分からすると正直「何それ?」の連続だった。

特に「日向はMB(ミドルブロッカー)」とか「西谷はリベロ」とか言われても、そのポジションが何をする人なのかがわからないと、試合シーンの面白さが半減してしまう。

というわけでこの記事では、バレー未経験の筆者が「これだけ知っておけばハイキューがもっと楽しめる」というレベルでポジションを整理した。 烏野高校のキャラに当てはめながら解説していくので、サクッと読んでもらえればと思う。

目次

まずは全体像:烏野のポジションと役割

haikyu_court_positions

バレーボールのコートに立てるのは1チーム6人。烏野の選手は、アニメ公式プロフィールでは次の4つのポジションに分けられている。

ポジション略称ざっくり言うと烏野の主なキャラ
セッターSトスを上げ、攻撃を組み立てる影山飛雄・菅原孝支
ミドルブロッカーMBブロックと速攻を担う日向翔陽・月島蛍
ウイングスパイカーWSサイドからの攻撃やレシーブを担う田中龍之介・東峰旭・澤村大地
リベロLレシーブを中心に守備を支える西谷夕

澤村大地も、田中や東峰と同じウイングスパイカー(WS)。そのうち、セッターの対角に入る役割を「オポジット(OP)」と呼ぶ。 烏野では澤村がこの配置を担うので、WSとOPを別々の選手の枠として数えると混乱しやすい。

ポジションは、その選手がずっと立ち続ける場所ではない。試合ではローテーションで位置が変わり、サーブのあとは攻撃や守備を担当しやすい場所へ動く。烏野では、後衛に回った日向や月島とリベロの西谷が入れ替わる。

「トスを上げるセッター」「速攻やブロックを担うMB」「サイドから攻めるWS」「守備を支えるリベロ」と覚えると入りやすい。ただし、MBやWSも守備をするし、リベロのつなぎも攻撃の起点になる。

ここからは、それぞれのポジションを烏野のキャラで解説していく。

セッター(S):影山飛雄 — チームの「司令塔」

セッターは、味方が打ちやすい場所にトスを上げるポジション。 バレーボールは「レシーブ → トス → スパイク」の3タッチで攻撃するのが基本で、その2タッチ目(トス)をほぼ一人で担うのがセッターだ。

サッカーで言えば「パスを出す司令塔」みたいなもので、どのアタッカーに、どんなタイミングで、どの高さのトスを上げるかを瞬時に判断する。 だからセッターが上手いと、チーム全体の攻撃力が一気に上がる。

影山は精度の高いトスで烏野の攻撃を組み立てる。ただし、「コート上の王様」という異名は、セッターというポジションそのものを意味する言葉ではない。 中学時代、味方との連携がうまくいかず、チームの中で孤立していたことに由来する。

ハイキューを見ていると「トスが速い」「トスの精度がすごい」という表現が出てくるけど、あれはセッターとしての技術に注目している場面だ。日向の速攻を生かす影山のトスを見ると、セッターが攻撃を支えていることがよくわかる。

ちなみに烏野では影山がメインのセッターで、菅原孝支が控えのセッター。試合中にセッターが交代するシーンがあるけど、あれはチームの雰囲気やリズムを変えたい時の戦術でもある。

ミドルブロッカー(MB):日向翔陽・月島蛍 — 壁にも槍にもなる忙しいポジション

ミドルブロッカーは、ネットの中央付近で「ブロック(壁)」と「速攻(クイック攻撃)」の両方を担当するポジション。 略称は「MB」で、「ミドル」と呼ばれることも多い。

やることは大きく2つある。

1つ目はブロック。 相手のスパイクをネット際で手を出して止める仕事。ミドルブロッカーはコートの中央にいるので、レフトからの攻撃にもライトからの攻撃にも移動してブロックに飛ぶ必要がある。だからこのポジションは基本的に身長が高い選手が配置される。

月島蛍がまさにこっちのタイプで、長身を活かした「壁」としての役割が大きい。月島のブロックが決まるシーンが盛り上がるのは、ミドルブロッカーの本来の仕事をきっちりやっている瞬間だから。

2つ目は速攻。 セッターから素早い低いトスをもらって、相手のブロックが揃う前に打ち込む攻撃パターンのこと。「クイック」とも呼ばれる。

日向翔陽はこっちの役割で輝いているキャラだ。普通、MBは身長が高い選手がやるポジション。小柄な日向がMBをやっているのは、かなり異例。 でも日向の異常な跳躍力と、影山の精密なトスが組み合わさった「変人速攻」があるからこそ成立している。

月島はブロック、日向は速攻やおとりの動きが特に印象的。ただし、2人とも攻撃とブロックの両方を担う。同じMBでも、得意なプレーに違いがあるのが面白い。

ウイングスパイカー(WS):田中・東峰・澤村 — サイドの攻撃と守備を担う

ウイングスパイカーは、コートの左右からスパイクを打つ選手。烏野では田中龍之介・東峰旭・澤村大地がこのポジションに当たる。

東峰は、苦しい場面でもトスを託される烏野のエース。田中もサイドから得点を狙う主力で、追い込まれた場面での勝負強さが見どころだ。

一方、澤村はサーブレシーブや守備でチームを支える。もちろん、攻撃やブロックにも参加する。同じWSでも、スパイクとレシーブのどちらをより多く担うかは、選手やチームによって違う。

役割を細かく分けると、田中や東峰のように主にレフトから攻撃とレシーブを担う選手は「アウトサイドヒッター(OH)」、澤村のようにセッターの対角に入る選手は「オポジット(OP)」と整理できる。

「WSと書いてあるからOPではない」ということではなく、作品のプロフィールで使われる呼び方と、試合での配置を分けて考えるとわかりやすい。

リベロ(L):西谷夕 — 守備だけで試合を変える「守護神」

リベロは、レシーブを中心に守備を担う専門のポジション。 強打を拾うだけでなく、味方へのつなぎやトスで攻撃を支えることもある。スパイクやブロックには、ほかの選手より厳しい制限がある。

ハイキューを見ていると、西谷だけユニフォームの色が違うことに気づくと思う。これはルールで決まっていて、リベロは他の選手と違う色のユニフォームを着なければならない。 審判やチームメイトが「今リベロがコートにいる」とすぐわかるようにするため。

リベロの主な仕事はこの3つ。

① サーブレシーブ — 相手のサーブを正確にセッターに返す。ここでミスると攻撃が始まらないので、試合の起点になる重要な仕事。

② ディグ(スパイクレシーブ) — 相手のスパイクを拾う。強烈なスパイクを体を張って拾うシーンは、リベロの一番カッコいい見せ場。

③ つなぎ — 崩れたボールを味方につないで、攻撃のチャンスを作る。「守備=地味」と思われがちだけど、リベロのレシーブ力が高いとチーム全体の攻撃回数が増える。

西谷が「烏野の守護神」と呼ばれるのは、高いレシーブ力でチームを支えるから。相手の強打を拾って味方につなぐことで、守備の場面を攻撃のチャンスに変えられる。 スパイクを決める選手とは違う形で、試合を動かすポジションだ。

ちなみにリベロにはいくつか特殊ルールがある。

  • ネット上端より完全に高い位置のボールを、相手コートへ打ち返す攻撃はできない
  • サーブは打てない
  • 後衛の選手と入れ替われる(通常の選手交代とは別の扱いで、回数制限はないが、入れ替わるタイミングなどには決まりがある)
  • ブロックや、その試みはできない

西谷のレシーブ1本でチームの空気が変わる場面に注目すると、リベロの大切さが伝わってくる。交代やトスの制限を詳しく知りたい場合は、リベロの役割とルールもあわせてどうぞ。

オポジット(OP):烏野では澤村大地がセッター対角を担う

オポジットは、ローテーションでセッターの対角に配置される選手。烏野では澤村大地が影山の対角を担う。 澤村の公式プロフィール上の表記は、ウイングスパイカー(WS)だ。

「対角」とは、6人のローテーションで3つ離れた位置のこと。セッターが前衛ならオポジットは後衛、セッターが後衛ならオポジットは前衛になる。オポジットは、主にライト側の攻撃やブロックを担当する。

白鳥沢の牛島若利は、得点力を重視した攻撃型オポジットの代表例。サーブレシーブの負担を抑え、前衛からのスパイクや後衛からのバックアタックに備える。

ただし、攻撃に専念することは、オポジットの必須条件ではない。 澤村のようにサーブレシーブを担う選手もいるし、牛島もブロックやスパイクレシーブに参加する。「オポジット=守備をしない選手」と覚えるのは誤りだ。

ライトやWSとの違い、ほかのキャラの役割は、ハイキューのオポジット解説で詳しくまとめている。

ポジション早見表:これだけ覚えればOK

最後に、烏野の主な選手と役割をまとめておく。

ポジション略称やること烏野の主なキャラ
セッターSトスを上げ、攻撃を組み立てる影山飛雄・菅原孝支
ミドルブロッカーMBブロックと速攻を担う日向翔陽・月島蛍
ウイングスパイカーWSサイドからの攻撃やレシーブを担う田中龍之介・東峰旭・澤村大地
リベロLレシーブを中心に守備を支える西谷夕

澤村は公式プロフィールではWS、ローテーションではセッター対角のOP。 OPという配置と、牛島のような攻撃型という選手のタイプは分けて覚えておこう。

ポジションがわかると、ハイキューの試合シーンの見え方が全然変わる。

「なぜ月島のブロックがチームを救うのか」「なぜ日向がMBとして異例なのか」「なぜ西谷がコートにいるだけで安心感があるのか」。全部、ポジションの役割を知っていると腑に落ちる。

ハイキューのバレー用語については、こちらの記事でも解説しているのであわせてどうぞ。

「ナイッサー」「ナイスキー」「ドシャット」の意味

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この記事を書いた人

アニメの感想・評価、ガジェットレビュー記事、モノ・サービスの使い方・操作方法に関する記事を中心に書いています。

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